【大阪にお住まいの方は注目！】美容皮膚科と皮膚科の違いは？症状別の通いわけポイントも解説！

美容に関するお悩みは、セルフケアだけでは対処できない場合もあります。そんなときは病院で治療してもらいましょう。しかし一口に病院と言っても美容皮膚科・皮膚科・美容外科などがあり、どこに行けばいいのか迷ってしまいます。そこで本記事では美容皮膚科と皮膚科に焦点を当てて、それぞれの違いやお悩みに応じた病院の選び分け方法について解説します。

美容皮膚科と皮膚科の違い1.治療目的

美容皮膚科と皮膚科の違いの1つめに挙げられることは、治療の目的です。ニキビや皮膚トラブルなどで病院にかかりたいと思っても、美容皮膚科と皮膚科のどちらに行けばいいのかわからないと迷ったご経験がある方も多いです。基本的に皮膚科では、かぶれ・じんましん・水虫など、皮膚病の治療を専門に行います。一方で美容皮膚科は、シミ・そばかす・ニキビ跡など、肌の状態をよくしてキレイになるための治療を専門に行います。健康を害する具体的な症状がある場合は皮膚科へ、症状などはなくお肌の悩みの相談をメインでしたい場合は美容皮膚科へ行くのがおすすめです。

美容皮膚科と皮膚科の違い2.診療内容

美容皮膚科と皮膚科の違いの2つめのポイントは、診療内容についてです。皮膚科では主に炎症や痛みをともなう症状の診療を行います。具体的には、かぶれ・じんましん・アトピー性皮膚炎・ヘルペス・乾癬・帯状疱疹・皮膚腫瘍・ニキビ（尋常性ざ瘡）・水虫・ウオノメ・タコ・イボ・ヤケドなどが挙げられます。このような症状の診療を行う皮膚科に対して、美容皮膚科の診療内容は少し異なります。美容皮膚科では痛みや炎症などはなく、見た目やお肌の状態をキレイにしたいといったお悩みに関する診療を行います。たとえば、しみ・そばかす・肝斑・あざ・ニキビやニキビ跡・シワやほうれい線・たるみ・毛穴の開きや黒ずみ・赤ら顔・ほくろ・妊娠線などが挙げられます。このように皮膚科では皮膚疾患に関する診療を行い、美容皮膚科では美肌やアンチエイジングに関する診療を行うという違いがあります。

美容皮膚科と皮膚科の違い3.治療方法

美容皮膚科と皮膚科の違いは、治療方法にも現れています。どちらの医療機関でも大まかな治療方法は同じで、薬を処方したり機器を使って治療をしたりします。ただし、使われる薬剤や医療機器などは異なります。後述しますが、皮膚科では保険適用の範囲内での治療を行います。そのため治療の効果は高いですが、使われる薬や機器は限定的なものとなります。たとえばニキビの治療を行う場合は塗り薬を処方したり、面ぽう圧出によって毛穴に詰まった皮脂・角質・細菌などを押し出したりする治療を行います。一方で美容皮膚科では、医師が患者さんのそれぞれの症状に合わせて、最適な治療プランを提供できます。患者さんのご予算・お肌の悩み・治療方法に関するご要望などに沿って、皮膚科よりも幅広い治療が行えます。たとえばニキビ治療の場合、美容皮膚科では薬の処方に加えて、レーザーや光を使った治療も行えます。ニキビのある毛穴にレーザーや光を照射することで、内部の皮脂や膿を溶かして液体状にし、体外に排出されやすくします。またレーザーや光には殺菌効果もあるため、ニキビ内部の細菌を滅菌してニキビの治りをはやめる効果もあります。また皮膚疾患の治療以外にも美容皮膚科では、美肌や美容に特化した治療を受けることが可能です。美容皮膚科と皮膚科の治療内容の違いをまとめると、皮膚科では効果の高い治療が行え、美容皮膚科では幅広い治療方法が選べたり美容効果のある治療ができたりします。

美容皮膚科と皮膚科の違い4.保険適用が可能かどうか

美容皮膚科と皮膚科の違いには、保険適用が可能かどうかというポイントもあります。病院での診療や治療の料金に保険が適用されるかどうかは、診療や治療の目的によって判断されます。一般的に皮膚科では保険が適用され、美容皮膚科では保険が適用されません。皮膚科での診察は保険診療と言われ、皮膚病やケガなど日常生活に支障をきたす症状の治療を行います。そのため皮膚科での診療には保険が適用され、治療にかかる費用の一部を負担してもらえたり、安心して治療を受けたりすることができます。一方で美容皮膚科で行われる診療は自由診療と言われます。美容皮膚科での治療は病気やケガなどがメインではなく、美容に関する内容となります。そのため保険は適用されず、治療費はすべて自己負担となります。保険に関して皮膚科と美容皮膚科を比べると、保険が適用される皮膚科での診療の方が患者さんにとってメリットがあるように思えます。しかし見方を変えれば、美容皮膚科での治療がおすすめできる方もいます。美容皮膚科が皮膚科よりも優れている点の1つは、治療方法や種類の幅が広いことです。皮膚科での治療は保険適用の範囲内に限定されます。一方で美容皮膚科では保険適用外の治療も行えます。最新の治療法であるがゆえにまだ保険適用が進んでいない施術なども、美容皮膚科であれば受けられる場合があります。美容に関して妥協したくない方や、最新の施術を受けてみたい方には、美容皮膚科がおすすめできます。

美容皮膚科と皮膚科はどう使い分ける？ニキビのときはどちらに行けばいい？

美容皮膚科と皮膚科は症状によって使い分けることがおすすめです。皮膚病や軽度なニキビの場合は皮膚科へ、なかなか治らないニキビ・ニキビ跡・その他美容に関するお悩みは美容皮膚科へ行きましょう。上記で解説したように美容皮膚科と皮膚科には、診療目的・診療内容・治療方法などについて違いがあります。皮膚科は皮膚病やケガなど、健康状態に被害をもたらす症状の診察を行います。じんましん・アトピー性皮膚炎・ヤケドなど、痛みや炎症をともなう症状が出ている場合は、皮膚科で見てもらいましょう。また皮膚科では、ニキビの治療も行っています。対する美容皮膚科は、お肌の悩みやもっとキレイになりたいといった相談を聞いて、患者さんそれぞれに合った治療を行います。痛みや炎症が出でいないシミ・そばかすの除去や、アンチエイジング治療として代表的なほうれい線・たるみ改善などを行いたい方は、美容皮膚科へ行きましょう。さらに何度も繰り返すニキビの治療や、ニキビ跡を消したいといったお悩みも、美容皮膚科なら解決できます。レーザーや光を使ってニキビの原因となる細菌を殺菌したり、お肌のコラーゲン生成を促してニキビ跡を消したりなど、長年のニキビ悩みを解消できる自分に合った施術が受けられます。

美容皮膚科と美容外科の違い

美容皮膚科と似たような病院として、美容外科があります。美容皮膚科と美容外科の最大の違いは、外科手術ができるかどうかです。美容外科は整形外科の医療技術を応用して、外科的治療が行えます。目を大きくしたい、鼻を高くしたい、顔の輪郭をスッキリさせたいなど、骨格から形を変えて美を追求したい場合は、美容外科の治療を受けるのがおすすめです。このような外科的治療を行う美容外科に対して、美容皮膚科は外科手術は行わずに美を追求します。美容皮膚科では、薬の処方や美容機器を使った治療をメインで行います。また治療目的や診療内容も異なり、お顔の形を変えて美しくなることよりも、お肌の状態をよくして美肌になることを目的とした治療を行います。こういった点でも、美容皮膚科と美容外科には違いがあります。

大阪にお住まいでお肌に悩みがある方は美容皮膚科・皮膚科へ行こう！

本記事では美容皮膚科と皮膚科に焦点を当てて、それぞれの違いやお悩みに応じた病院の選び分け方法について解説しました。美容皮膚科と皮膚科の違いには、治療目的・診療内容・治療方法・保険適用が可能かどうか、などがあります。そのためお肌のお悩みで病院にかかりたいときは、症状によって美容皮膚科と皮膚科とを選び分けるのがおすすめです。炎症などがある皮膚トラブルや軽度なニキビの場合は皮膚科、美肌目的やニキビ跡の治療は美容皮膚科へ行きましょう。